TTOCJapan’s blog

日本の近現代史・政治・経済・文化・芸術を縦横に論じ、時に音楽や写真、国際問題も交えて綴る、知的で批評性に富んだ長寿ブログ。

「タブレット」高まる存在感 パソコン販売の1割超す iPad以外も人気…日経新聞8月31日15面より

タブレット」と呼ばれる板状の多機能情報端末の普及が進んできた。
パソコンの販売台数に占める割合は7月に初めて1割を突破。参入メーカーも相次ぎ、30日には携帯電話事業者のイー・アクセスが初めて発売した。米アップルが「iPad(アイパッド)」によって開拓した市場の裾野が広がっている。

場所を選ばず、手軽にインターネットなどを楽しめる端末として存在感はさらに高まりそうだ。タブレットには基本的にキーボードがなく、本体全面のタッチパネルを触って操作する。

画面の大きさは5~12インチ程度とスマートフォン(高機能携帯電話)より大きいが、通常のノートパソコンに比べ小型・軽量で携帯性に優れる。起動時間が短いものが多く、すぐ使えるのが特徴だ。

調査会社のBCN(東京・千代田)によると、7月のタブレット端末の販売台数は前年同月比32%増。パソコンの販売台数に占める割合も、6月からO・9ポイント拡大し10・1%になった。

タブレット端末のシェアは、アイパッドの国内発売直後だった昨年6月に一時9%超に達したが、その後はおおむね5%前後で推移していた。ただ、今年5月ごろから 「米グーグルの基本ソフト(OS)であるアンドロイドを採用した機種など、アップル以外の端末の人気も高まった」(ビックカメラ)という。

アンドロイド搭載機種では日本エイサーが発売する「アイコニアタブA500」(店頭実勢4万円前後)や、台湾・華碩電脳(アスース)製の「イーパッドトランスフォーマーTF101」(同)などが売れ筋。5月にタブレット市場の88%を占めていたアップルのシェアは7月に約65%に下がった。

矢野経済研究所によると、2011年度のタブレット端末の国内出荷台数は291万台と前年度比3倍に拡大する見通し。イー・アクセスが発売した「GALAPAGOS(A01SH)」はシャープ製の端末で、手のひらに収まりやすいという7インチの液晶画面や駆動時間約7時間半の長寿命バッテリーなどが特徴。

シャープがカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と手掛ける電子書籍配信サービスも利用できる。価格は4万4800円で、発売前の予約数は「アイパッドを除くタブレットで一番」(ヨドバシカメラ)という。ソニーも進出を計画しており、年末にかけ商戦は一段と過熱しそうだ。

携帯性に優れた小型パソコンでは、2~3年前に5万円程度の「ネットブック」が人気を集めた。
ただ最近は需要が一巡し、パソコン販売台数に占めるシェアは4%程度に落ち込んでいる。