原油処理プラント
日揮は30日、アルジェリアで原油処理プラントを受注したと発表した。受注金額は約4億ドル(約300億円)。日量2万バレルの規模の処理設備について設計、調達、建設すべてを請け負うEPC契約で、2014年前半の納入を予定している。同社は1969年からアルジェリアで原油処理プラントを手掛けており、これまでの実績が受注につながったもようだ。
現地の国営資源会社らが出資するグループモン・ビルセバ社から受注した。プラントは首都アルジェから南東に550キロメートル離れたビルセバ地区に建設。油井から原油を取りだし不純物を除去する装置やパイプライン設備などを据え付ける。
入札では現代やサムスングループなど韓国勢やイタリアのプラント大手と競ったが、40年以上にわたるアルジェリアでのプラント建設経験が評価され競り勝ったもよう。10年から本格的に進めてきたコスト低減策も奏功した。
中東や北アフリカ地域は春からの民主化運動で政変リスクを抱えるが、今回の商談には「影響が無かった」(日揮)という。
アルジェリアでは今後も複数の原油開発が計画されており、日揮は引き続き入札に向けた準備を進めていく方針だ。