支那人はそういうのを見逃さない。天安門事件の火消しのために、翌年には呉学謙副首相が天皇訪中を打診してきた。

以下は、2022/9/1に、「日本人よ!目醒めよう、プーチン習近平金正恩朝日新聞の嘘を見抜く」と題して出版された高山正之の著作からである。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであることを証明している。

随分前に、世界中のプリマから大変な尊敬を受けているモナコ王立バレエ学校の老女性教授が来日した。
その時に彼女が芸術家の存在意義について語った言葉である。
『芸術家が大事な存在なのは、隠された、隠れた真実に光を当てて、それを表現する事が出来る唯一の存在だからです。』
彼女の言葉に異議を唱えるものはいないだろう。
高山正之は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであるだけではなく、戦後の世界で唯一無二の芸術家と言っても全く過言ではない。
一方、大江…彼については、故人を悪くは言いたくないが。
村上等、作家と称する人間達、自分達を芸術家だと思いこんでいる人間達の多くは、芸術家の名にも値しない存在なのである。
何故なら、彼らは、隠された、隠れた真実に光を当てて、それを表現する、どころか、朝日新聞等が作り出した嘘を表現して来ただけの人間達だからである。
彼らの様な存在は、日本に限らず、世界中の国においても同様なはずである。
つまり、真の芸術家とは、極少数しか存在していないのである。
私が、今の世界で、最もノーベル文学賞に相応しいのは、高山正之を措いて他にはいない、と言及している事の正しさを、本論文も見事に証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。

「外交文書」公開でわかる日本を貶める外務官僚
谷野作太郎元局長は天皇訪中に動き河野談話も主導した
天皇政治利用を伏せた谷野氏 
外務省が旧臘(きゅうろう)、30年前の外交文書を公開した。
先日、鬼籍に入った海部俊樹が首相だった頃の記録だ。 
各紙は数多(あまた) の公開文書の内、かなりばらばらな題材を選んで紙面化していたが、それが結構、その新聞のカラーを出していて笑えた。 
例えば、産経新聞天安門事件(1989年)に対する海部政権の「あまりにも支那寄り」の対応を指摘していた。 
初耳だったのは海部が欧州各国の首脳に「経済制裁支那民主化につながらない」と説得して歩いたことだ。 
支那民主化などするわけもない。
小沢一郎の指図といわれるが、海部も最後の仕事は、清華大のシンクタンクの顧問だ。
本人も本気の媚中派だった。 
支那人はそういうのを見逃さない。
天安門事件の火消しのために、翌年には呉学謙副首相が天皇訪中を打診してきた。 
ところが、この天皇政治利用を、同席した外務省アジア局長の谷野作太郎が「独断で伏せた」と公開文書にある。 
「今、公表すれば日本人の総スカンを食い、訪中は実現できない」という、もう完全に支那側に立った判断だった。 
かくて国民の知らぬ問に天皇訪中が実現していった。 
支那天皇を政治利用できたことに自信を持ち、媚中派を操って日本に集(たか)り始める。
巨額のODAに加えて日本人の知恵を盗み回り、ひたすら肥大化した。
そして今のグロテスクな習近平政権が生まれた。 
しかし、支那人に感謝の念はない。
天皇をお迎えした首相の李鵬はその2年後に「日本などもう30年もすれば消えてなくなる」と放言した。 
ちなみに、谷野作太郎は次の宮澤喜一内閣で、嘘の塊の「慰安婦強制連行」を史実に仕立てて河野談話の形で発表し、日本人を汚辱に塗れさせた。
この人は絶対いい死に方はしないと思う。
 
この稿続く。