北ヤードと平松、下妻、鬼武。
2010年07月17日
平松を通して透けて見えるのは、この国のマスコミの有り様…一つの、マスコミ、特にTV論が直ぐに出来る。
イベント好きではしゃぐ事だけで成り立っている様な、正に精神年齢13歳。
一人ひとりの個人が主人公で、王様で、天皇陛下で、大統領で、国家主席である事が
アメリカの強さの真髄で、一人ひとりの知性の凄さに敬意を表するアメリカを学ばずに、商業主義に堕してしまう事の多いTV等の有り様を学んだ悲劇。
それでも彼の国に失礼にあたらないように言えば、スポーツ番組等の中継には、その道を極めリタイアした人物を充てるのが当たり前の欧米。
何の関係も無いジャリタレや関係の無い別なスポーツの人間をあてたりするのは日本だけの事。
北ヤード事業と言うのは僕の様に関西を選んで40年も大阪をビジネスの舞台にした様な人間でなくとも、例えば、ウキペディアで経緯を読んだだけでも、どれだけ多くの人が、国、大阪市、吹田市等に跨って、様々な問題を解決しながら、関西の叡智を集めて、あのアウトライン、一期、二期の、戦後最も素晴らしい都市計画の一つに漕ぎ着けたかが分るはず。
既に書いたように、この土地は、私たち国民が30兆円もの血税をいまだに負担している土地で、東京の汐留等に勝るとも劣らぬ高額で売却出来、最も多く、私たちの負担を軽減できる土地なのに、彼は、一兆円近い負担軽減どころか、売却回収ゼロにした上に、1,000億円近い建設費の負担を国にお願いする等と言っているのですよ。
この男を担いだ民主党の事業仕訳なぞは、この件を放置するなら、たわけの仕事。
財政破綻寸前の大阪市に、恒久的に、莫大な固定資産税をもたらしてもくれる土地を、永久にパーにしてしまい、大阪市に取り返しのつかない大損失を与えようとしているのです。
僕はこの男の頭の中は本当に空っぽなのだと思う…これほどの馬鹿にはお目にかかった事が無いと言いましょう。
エコスタジアム等と名付けたら何事か共感を得られると思っている愚劣さも、いかにもTVアナウンサー出身に相応しい。
上下、一兆円どころではない税金損害を平気で与えようとしているような人間と一緒に成ってはしゃぐTVが、小沢一郎が世田谷に200坪前後の土地を購入した四億円が大金で許せない等と言う。
彼らの頭の構造は一体、どうなっているのか?
瞬間芸に過ぎないコメントをするだけのキャスターに何億円もの年収を払いながら、四億円は大金だとのたまう。
ネット上で、彼の顔がどれほどの間抜け面かと、大阪生まれで今は地方に住むと言う人間がこきおろしていましたが、僕は、今は、口が過ぎるとは全く思わない。
下妻
問題は、この男。元々は僕の先輩に当たる訳だが、小沢一郎を悪代官顔と形容して執拗に責めるマスコミだが、僕は、この男の方が、もっと悪代官顔だと思う。
そもそも僕がブログの形で世に出して行こうと決意したのも、関経連の会長という有名人である彼と、無名人である僕という人生の結果だろうから…
弊社社員に意見書を渡し、彼に届けてくれと関経連に行かせましたが、読まれる事も、返事が返ってくる事もないだろうし(当然ながら現実に何も有りません)この国のマスコミに紙面への記載を依頼しても同じ事だと痛感したからなのですから。
僕は、この男に知力で負けるなぞとは、これっぽちも思わないどころか、絶対に負ける訳が無い。
ただ、神様は、原初的な記憶である家族の段階から、試練を与え、僕を、彼の様なエリートコースを邁進し、最後にも名誉職で名士の仲間入り、と言うインサイダーが歩む道の正反対を歩ませただけで。
その理由は、いずれリタイアし書き出す生活に入った時に。
今回の事が逆説的に世間に教える事は、有名だから、名士だからといって真実を語る訳でもなく、真実を追求する人生でも無いのだと言うことです。
思えば2年前の1月に、突如として、第二期分は公園にしたらどうだ等と言いだしたのも彼だった。
注:中段の北ヤード事業とは…参照。
下世話に言えば、この男は一体何様のつもりなのだろうか?
しかも彼は関西財界を代弁している訳ではないのだ。
6月末にTVで事の次第を知って唖然とした時、最後にまさかと思いながら同友会に電話を入れたのですが…2年前は同友会の女性幹事を筆頭に、彼の突然の意見に同調していたのです…「いえ、私たちは反対しています…」僕は心底救われたと思った…大阪は死んではいない、捨てたもんじゃない、まだまだ大丈夫だ、と。
後日、弊社社員が関西の大企業社長や会長達の大半が、こんな馬鹿げた話に反対しているコメントがネット上に掲載されていると知らしめてもくれました。
鬼武
この、頭が筋肉で出来ているのであろう人間の事については、紙面を割く必要もない。
ただ形容すれば、絶えず走り回り体の鍛え方は尋常では無く精力的なのであろうサッカーを代表して、突然、大阪市民を強姦しようとしているに等しいと僕は感じる。
それほどに許し難い事なのだという事が、彼には全く分っていないのだろうと言う意味で、頭も筋肉なのだろうと形容するしかない。