自殺させたのは「もんじゅ」の職員二人の自殺と同じ、事実を見ないで騒ぐメディアと野党だったのに。

自殺させたのは「もんじゅ」の職員二人の自殺と同じ、事実を見ないで騒ぐメディアと野党だったのに。
2021年02月03日
以下は下記の2021/1/15に出版された高山正之の最新刊、変見自在 コロナが教えてくれた大悪党、からである。
この本もまた世界最高の本である。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
日本国民全員は、今すぐに最寄りの書店に購入に向かわなければならない。
世界中の人たちには、私が、可能な限り知らしめる。
一昨日、私は、偶々観ていたツイッター平野啓一郎の信じがたい程に戯けたツイートを発見した。
あまりの幼稚さ、低能さに、呆れかえっただけではなく、彼が京大卒業の経歴の男だったから瞬時、猛烈な怒りを覚えた。
朝日新聞を購読、熟読して育った単なる受験優等生が東大や京大に合格する。
受験勉強だけしていた人間がマルクス主義自虐史観、似非モラリズムの塊で、彼と同様に朝日新聞を購読・精読して育った、左翼小児病患者の教授達の授業を受ける。
文学部に進んだ作文が好きな人間が、その様な頭脳からのみ書かれる小説と称するものを書く。
京大卒は最初から大層なアドバンテージになっただろう。
だが、その頭脳の中身は小学生以下。
もう芥川賞なんぞも廃止した方が良いのではないか。
芥川賞を受賞しました等と言う人間の大半が日本国に仇成す言動しかできない人間達なのだから。
朝日新聞の子供にしか過ぎない人間達の作文は、もう要らない。
売文作家となったから朝日新聞は余計に絶対的なものに成っているのだろう。
朝日新聞の論説員と全く同じ頭脳で、公明党議員の辞職について、「もっとほかに、辞職すべき人間がいる。例えば、前首相だとか…」
等と、凡そ信じがたい戯けを言ったのである。
京大の市価がどぶに落ちたのは言うまでもない。
こんな言わば朝日の手先にしか過ぎないような馬鹿が、あろうことか、戦後、最高の政治家と言っても全く過言ではない安倍前首相に対して、上記の様な戯けを言ったのである。
安倍前首相が近年最高の政治家であることは、世界中の政治家及び識者達が認めている歴然たる事実である。
今、苦難に晒されている菅首相の態様は、彼が、本来は山本勘助タイプである事、つまり安倍前首相は武田信玄である事を証明している、
そんな小学生レベルの事すら平野は分からない。
本章も、平野の様な人間達の愚劣さ、卑劣さを、見事に暴いているのである。

p193-p196
森友学園問題をもう一つの視点から見ると 
昭和41年、千歳から羽田に向かった全日空機が暗夜の東京湾に墜ちた。 
管制塔との交信は木更津上空から19時00分20秒。
その40秒後、管制官の呼びかけに応答はなかった。 
木更津と羽田を結ぶルートが捜索され、木更津から13キロの地点で乗客乗員133人の遺体と機体の残骸が見つかった。 
運輸省は航空界の大御所、木村秀政日大教授を団長とするチームに事故原因の調査を委託した。 
事故機はボーイング社の最新鋭727型機で、性能はほとんどジェット戦闘機並みと言われた。 
実際、事故から6年後の沖縄返還の折に佐藤栄作首相が同型機で那覇に飛んだが、護衛についた空自のF86戦闘機が追いつけなかった逸話もある。
727型機はとくに降下性能が抜群で、米国でも操縦士が気付かぬまま、降下し過ぎて3件の事故が起きていた。 
回収機体の調査でも特段の異常は発見できず、高性能機を使いこなせなかった操縦士の「操縦ミス」で大方が納得していた。
ただ世間には猜疑心の強い輩が結構いる。
中でも朝日新聞は病的だった。 
彼らは事故調の木村秀政全日空の機種選定に関わり、問題の727型を選んでいたことを怪しんだ。 
「自分で選んだ機種に機体欠陥があったら立場がない」「端から操縦ミスにする気だった」という疑惑を持ち出した。 
根拠はない。
下衆の勘繰りそのものだが、そういう目で見ると「乗客の火傷」もそれが墜落前なら機体欠陥があったことになる。
因縁はいくらでもつけられる。 
中に乗客の一人が「晋段はしないロザリオを首にかけた」状態で見つかった一件に朝日は執着した。 
機内に火が走って、機は急降下する。
最期を悟った乗客がロザリオを首にかけたのではないかと。 
柳田邦男はそれを描いて大宅壮一ノンフィクション賞を貰った。
ロザリオの話は「真実」になって世間は木村秀政を疑い出した。 
ただ事故は交信状況から少なくとも30秒の間に起きた。
パニック心理学では、人は脳の処理能力を超えると論理的な行動をとれなくなると断定する。 
ロザリオの話は出来過ぎた嘘だが、東京湾事故は結局、朝日の下品な勘繰りを覆すことができず、事故調の最終結論は「機体欠陥もあり得る原因不明」に捻じ曲げられた。 
味を占めた朝日はそれ以来、下衆な疑惑で勝負を始めた。 
その一つに国有地を安く払い下げてもらった森友学園疑惑がある。 
朝日は「安倍昭恵森友学園の龍池の知り合い」だから「用地値引きに口利きした」と勘繰った。 
財務省は確かに提示価格9億円から8億円も値引いたが、ここは元産廃処理用の池。
掘ればゴミの山だ。
おまけに頭上を伊丹空港に進入する飛行機が通る。 
値引きは当たり前で現に隣の豊中市の公園は14億円も値引きしている。 
しかし北朝鮮のミサイルから視線を逸らしたい野党が朝日の勘繰りに乗り、テレビ局も騒ぎ出した。
それで財務省出先機関の職員も自殺した。 
しかし元がただの勘繰りだ。
火がないから煙も立たない。
尻すぼみで終わった。 
で、朝日は東京湾事故を思い出した。
安倍潰しは非科学的情緒論でいこう。
それで自殺した職員の夫人に国を訴えさせた。 
先日、大阪地裁で弁論があったが、それを報じる朝日の紙面は凄かった。 
一面で「夫の自死 真相知りたい」と感情を高めて社会面で「最後の朝 夫は『ありがとう』と」のお涙頂戴で突き進む。 
社説でも「政権に良心はあるか」と安倍に自殺の責任があるかのように書く。 
自殺させたのは「もんじゅ」の職員二人の自殺と同じ、事実を見ないで騒ぐメディアと野党だったのに。 
それに森友疑惑ではずっと主役を張った寵池夫妻がこの「全紙面森友」に一切出てこなかった。
龍池は反安倍の菅野完や福島瑞穂に「騙された」とネットで告白している。 
勘繰りの邪魔者は切って捨てる。
朝日らしい配慮だ。
職員夫人も明日は切られる。
それが可哀想だ。                              (2020年7月30日号)

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