朝日新聞は「次代の子供たちまでコメ食につきあわせるな」(昭和39年)と米国からカネを貰ってパンの宣伝をした。

フランクリン・ルーズベルトは「日本人は四つの島に閉じ込めて滅ぼせ」と遺言した。
2017年04月21日

高山正之の論文からである。
以下は前章の続きである。
クロフォード・サムスは日本人の頭にDDTをぶっかけた男だが、その次にやったのがマーガレット・サンガーと加藤シヅエを使った産児制限強制だった。 
フランクリン・ルーズベルトは「日本人は四つの島に閉じ込めて滅ぼせ」と遺言した。
ポエニ戦役で敗れたカルタゴのようにと。 
それで「四つ」以外の台湾や朝鮮は没収。
軍隊は解体させ交戦権も奪った。
ローマがカルタゴに提示した降伏条約そのままだ。 
加えてこの産児制限で人口を減らし、滅びをより確実に早めさせた。 
実際、日本の人口はいずれ先の大戦前のそれを割り込むだろう。 
サムスはもう一つ仕掛けをした。
日系米国人が祖国の窮乏を救うためにいわゆるララ物資を始めた。 
米政府は家畜飼料の脱脂粉乳を出したが、その際に始まった給食に便乗してきた。
パン食の普及だ。 
彼らは呼び水に約18万トンの小麦を供与し、見返りに「パンを中心とした給食」を法制化させた。
山村明義『GHQの日本洗脳』によればマクガバン上院議員は「これで日本を将来にわたる小麦の大口買い入れ国に仕立てられた」と語っている。 
「コメを食うと頭が悪くなる」伝説が伝播されたのもこの時期。
朝日新聞は「次代の子供たちまでコメ食につきあわせるな」(昭和39年)と米国からカネを貰ってパンの宣伝をした。 
かくてコメ離れは進んで2011年にはパンとコメの購入額が逆転している。 
小学1年の道徳教科書にあった「パン屋」の話を「和菓子屋」に変えたら検定をパスした。
日本の伝統と文化はパンでは語れないという趣旨だ。 
それに朝日が噛みついた。
「パンには伝統も文化もないのか」と。 
そう。何にもない。
代わりに頭が悪くなるグルテンと年季の入った米国のズルさがどっさり入っている。 
コメの飯を食え。
少しは歴史も見えてくる。