過去に目を閉ざしているのはドイツ人のほうだ 

以下は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之が2020/12/31に出版した最新刊からである。
日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読である。
特に、朝日新聞という自分達の国を世界に向かって貶める事に快感をもっているだけではなく、その為なら、どんな捏造でも行う、先進諸国の何処にもない愚劣な新聞で生計を立てている人間達と、これを購読している人間達。
わけても、ドイツに学べ、と言って来た所謂学者達。
この新聞の反日記事を利用して反日記事を書き続けて来た南ドイツ新聞で生計を立てている人間達。
この新聞等を購読し、毎年、年末に、ジョン・ラーベが捏造した南京大虐殺物語を、恒例行事として放映しているテレビ局で生計を立てている人間達、
結果として、反日思想を持っているというドイツ国民の約半数。
米国の、韓国の代理人であるアレクシス・ダデン等の学者と称する人間達は必読である。
世界最高の本であると言っても過言ではない。
p18-p29
過去に目を閉ざしているのはドイツ人のほうだ 
ドイツ人は先の戦争で我々は優秀なゲルマン民族だと言った。
言うのは勝手だ。
支那人だって偉大な漢民族だと言っているくらいだ。 
ただそれをよその民族に強制するとなるともはや犯罪だ。
スラブ系のポーランドに侵攻すると「劣等なお前たちに学問は要らない」と決めた。
数は500まで数えられればいい。
文字も自分の名を書ければいい。
だから小学校4年で終わりにさせた。 
ポーランドは19世紀、ロシアに支配され、同じように、高等学問が禁じられたが、それでもキュリー夫人は高校まで行けた。
ドイツはロシアより傲慢だった。
その傲慢さで「劣ったユダヤ人は死んだ方がいい」とあのホロコーストをやった。 
しかし歴史書を見るとドイツ人は別にそんな理由もなしにユダヤ人を殺してきた。
13世紀にはザクセンハウゼンにいたユダヤ人を皆殺しにし、14世紀にはフランクフルトなどで何万人も火炙りにした。
ドイツ人は傲慢なうえに自分がやったことはすぐ忘れる。
実にいい加減だ。 
先日、統一ドイツ初代大統領のワイツゼッカーが死んだ。
馬鹿な朝日新聞は彼の「過去に口を閉ざす者は現在にも盲目となる」という85年演説を取り上げ、過去を直視しない日本を腐して喜んでいた。 
しかしワイツゼッカーもいい加減な男だ。
あたかもドイツ民族が先の戦争で周辺諸国を侵略し、ユダヤ人を最終処理した大罪に向き合って謝罪をしてきたかの如く語っている。 
ところがよく吟味するとドイツ人自身、「ユダヤ人の最終処理」にしぶしぶ賠償はしているものの、その責任はヒトラーとナチにあって「我々ドイツ国民が謝罪すべき筋にない」と言う。 
ドイツの過去を見れば、ヒトラーがいなくてもドイツ人はユダヤ人を虐殺してきたくせに。 
先の侵略戦争も「それはナチがやったこと」とドイツ人はいう。
だから戦争責任はないし、賠償義務もないと開き直り、日本から二度も賠償を取った阿漕なオランダにすらドイツは1マルクの戦時賠償もしていない。 
過去に目を閉ざしているのはドイツ国民自身だ。
今度、ギリシャがドイツに戦時賠償22兆円を要求した。
ギリシャは実際、無効な債券を買わされたりしてそれくらいの被害に遭っている。
侵略者ドイツ人がどう嘘をつくか、これは結構な見ものではないか。